世界一、寄付しない日本人が損していること

カリスマ投資家がやさしく教える経済の本質

それでは、おカネとは、いったい何なのでしょうか?

私は、「おカネ=エネルギーの缶詰」だと解釈しています。エネルギーの缶詰には「2種類」あって、ひとつは「過去の缶詰」です。その人が働いた報酬としての缶詰で、「過去の結果」が詰まっています。

ところが、おカネを「過去」のために使うことはできません。おカネを使えるのは、いつだって「未来」に対してだけです。おカネは、つねに現在と未来に橋を架けていくもの。「未来の缶詰」でもあります。だからこそ、使い方次第では力の源になるし、他の人を幸せにすることもできます。

• 過去の缶詰……過去の「自分」の結果

• 未来の缶詰……未来を切り拓くための源

おカネは、過去の自分であり、未来の自分です。おカネは、自分の人生そのものです。だから、あなたが「おカネを稼ぐのは悪だ」と思っているとしたら、それは「自分=悪」と思っているのと同じです。

「おカネは不潔だ」と言う人ほど、おカネが好き

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では投資とは何かというと「エネルギーを投じて、未来からお返し(リターン)をいただくこと」です。投じるエネルギーの中には、おカネ、時間、情熱、努力、知恵などが入っています。

一方リターンの中には、おカネ、商品、サービスのほかに「感謝」「経験」「知識」といった目に見えないものも含まれています。

日本人の心には「豊かになることは汚れることだ」とする風潮があります。しかし、本当におカネは「悪」なのでしょうか。

「おカネは不潔だ」

「株式投資は、投資家が私腹を肥やすために行うものだ」

「株で稼いだおカネは汚いものだ」

そう思っている人ほど、実は、不潔な人ではありませんか。なぜなら、「おカネのことで頭がいっぱい」だからです。

よく考えてみてください。投資をして得られるお返しは、「おカネだけ」ではありません。

「感謝」や「経験」や「知識」が含まれています。株式投資であれ、自己投資であれ、どういう投資であっても、おカネだけで完結することはないはずです。

それなのに投資というと、「おカネ」のことしか頭に浮かばないのは、おカネのことが気になって、気になって、しかたがない証拠です。おカネに汚いイメージを持つことは、おカネが大好きであることの裏返し。「おカネは悪」「投資はダーティ」と言う人ほどおカネが好きでたまらない人なのです。

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