日経平均の年内2万0952円回復は難しい? 50円のコールオプションが1日で700円に

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今年の日経平均は、2万0982円まで戻らない?(写真:NOBU/PIXTA)

9月9日には日経平均株価が21年ぶりの上げ幅となるなど、値動きが激しい東京市場。8月末から9月前半までの約2週間、カリスマ投資家の内田衛氏はどんな投資をしていたのか。どうやら、日経平均の先物を中心に、変動率の高い相場で果敢に戦っていたようだ。いつものように株日記で振り返ってみよう。

吉野家HDの外食子会社「どん」で「舌鼓」

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【8月31日(月)】8月30日、吉野家ホールディングス(9861)の子会社である、どんの店舗(ステーキのどん)へ行った。夏休み最終の日曜日とあって小学生を連れの家族が多く、夕方6時でほぼ満席だった。行った理由は、先日、「株主様限定プレミアムカード」が送られて来たので、使ってみようと思ったから。(以前、どんが上場廃止決定して株価が暴落し、最終売買日の大引けの16円で5000株購入している)優待内容は、税込み金額から30%割引というもの。1回10名様まで利用できる。昨年は同様の内容で割引券が10枚送られて来た。

しかし、9月1日付でどん株式5000株は吉野家株200株と株式交換となり、どんは吉野家ホールディングスの完全子会社となるので、どんの優待カードは今回限りとなるだろう。どんの優待カードは、ランチでも使用でき30%割引は嬉しい。

上場外食企業の優待で、お食事券ではなく割引をしている企業はいくつかあるが、私が以前株主だったグローバルダイニング(7625)は15%割引であるが、ランチ使用不可だった。またゼンショー(7550)子会社のココスジャパン(9943)は、お食事券に加え、100株で5%、200株で10%割引カードがもらえる。利用すればする程お得になる。

優待目的保有銘柄のスクロール(8005)は、33円高(7.03%)の502円と東証1部で値上がり率第2位。日経平均株価は、245円安の1万8890円。東芝(6502)は、有価証券報告書の提出を再延期(9月7日)と発表。

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