美容医療界で増える「直美」問題はどこにあるのか 「未熟な医師の施術」がトラブルの大きな要因に
「直美」の医師が大きな問題に
――厚生労働省の検討会(美容医療の適切な実施に関する検討会)によると、2008年を1とした場合、医師全体では1.1倍に対し、美容外科は3.2倍です。とくに若手医師が増えているそうです。
はい、増えていますね。最近は、医学部を卒業した後にある2年間の初期研修を終えてすぐ、一般の医療機関での研鑽を積まないまま美容医療に流れる「直美(ちょくび)」の医師が増加していて、医療界全体でも大きな問題になっています。
毎年、約1万人弱が医師国家試験に合格していますが、約200人が直美に流れているようです。
実際、求人を見ると、未経験でも年収2000万〜3000万円という高収入が約束されて、勤務も夜勤や当直などもほぼなく、ほかの診療科よりも休みもとりやすい。コスパやタイパを重視する若手医師や、子育てとキャリアの両立を望む医師を中心に増えています。





        
        
        
      
        
      
          
          
          
          
        
        
        
        
        












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