改めて学ぶ・新NISAの「成長投資枠」上手な活用法 個別株式への投資にチャレンジすることも可能

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●タイミングを狙った購入をする

つみたて投資枠では、タイミングを狙って、一度に大きな金額を購入することはできません。そのため、相場が大幅に下落して「このタイミングでたくさん購入したい」という場合には対応できません。

その点、成長投資枠は年間240万円の範囲であれば、一度にまとめて購入することができます。つみたて投資枠で購入している商品が値下がりした時に、リバランスのために買い増す際にも活用できます。

個別株式への投資も可能

●個別株式への投資に挑戦する

成長投資枠では、新NISA口座を証券会社で設定している場合、個別株式への投資も可能です。投資信託よりもリスクは高いですが、うまくいけば、大幅な値上がり益も見込めます。

新NISAは値上がり益に対してすべて非課税になりますので、株式投資で上手に活用できれば、その効果は絶大です。個別株式への投資は、投資初心者向けとはいえませんが、単元未満株※であれば少額での投資も可能ですので、チャレンジしてもよいでしょう。

※単元未満株とは
株式は通常、1単元である100株から取引が可能です。
しかし、これだと個人の投資家にはハードルが高いため、証券会社各社が100株よりも少ない1株単位で投資できるようにしていることがあります。これを単元未満株と呼んでおり、新NISAの対象です。
成長投資枠の使い方
(画像:『老後のお金の不安をなくす50代・60代からの新NISA』より)
投資の進め方
(画像:『老後のお金の不安をなくす50代・60代からの新NISA』より)
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