本庄早稲田「新幹線だけの駅」知らない間に大発展 駅名ばかりで判断すると「真の姿」を見誤る
整備費用は全額を地元が負担した、いわゆる請願駅だが、本庄市と早大の折半ではない。
新駅建設予算は123億円のうち、本庄市と埼玉県がそれぞれ3分の1の41億円を負担し、残りの41億円の半分を周辺6町村が拠出。もう半分は早大の7億円をはじめ多くの企業、団体、市民から寄付により募った。
これ以前に本庄市の鉄道駅は、JR東日本高崎線の本庄駅しかなかった。ただし本庄早稲田駅開業後、南隣の児玉町と合併したために、現在は八高線児玉駅を含めた3駅が本庄市内にある。
生徒たちは新幹線で通学?
駅は高架で、上下線ともに中央に通過線があり、両脇に待避線とホームがある、新幹線にはおなじみの配線だ。出入口は北口と南口があり、早稲田リサーチパークは南口を降りると目の前に広がる。
気になるのは、本庄高等学院の生徒たちは、ほとんどが新幹線通学をしているのかどうかということだ。本庄市市街地整備室に話を聞くと、「東京などから通学している人もいますが、本庄早稲田駅と本庄駅の近くに寮があり、本庄駅から出るスクールバスで通っている人もいます」とのことだった。
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