新潟市で新駅20年ぶりに誕生、「鉄道王国」の進化 3月15日上所駅開業、新潟駅前は大工事が続く

2025年3月15日開業のJR上所駅。新潟駅から越後線で1駅隣に位置する(記者撮影)
全国第5位の広さを誇る新潟県は鉄道王国の一面がある。その新潟の県都に2025年春、新駅が誕生。県内最大のターミナル、新潟駅も大改造が続く。
新潟県内には新幹線2路線、在来線14路線が走る。まずは東京と直結する上越新幹線。群馬県の上毛高原から大清水トンネルで県境を越え、越後湯沢へやってくる。県内は浦佐、長岡、燕三条の各駅を経て県都、新潟に至る。
上越新幹線と北陸新幹線
上越新幹線は2021年10月に全車2階建てのE4系「MAX」がラストラン。2023年3月にすべての車両が北陸新幹線と共通のE7系に統一され、最高速度が時速240kmから275kmへ引き上げられた。東京―新潟間は最速1時間29分で結ばれる。越後湯沢ではスキー場直結のガーラ湯沢まで、1.8kmの“在来線”に新幹線が冬季限定で乗り入れる。
県内を走る新幹線はもう1つある。2024年3月に福井県の敦賀延伸が話題になった北陸新幹線にも、新潟県内に上越妙高、糸魚川の2駅がある。
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