プロ直伝!我が家の「オプション」選び7つのコツ 快適さとコスパの両立で後悔しない家づくりを
仕様の選び方一つで、住み心地はもちろん、予算面も大きく左右される。選んだオプション仕様によっては快適な暮らしを手に入れるどころか、維持費などかえって負担が生じるケースも考えられるからだ。
そこで今回は、家づくりにおいて重要となる「7つのオプション仕様」について、知っておくべきポイントを紹介する。費用対効果を意識し、コスパよく理想の住まいを実現するためのヒントを中心にお伝えしていきたい。
選び方で暮らしが変わる!7つのチェックポイント
天井から光が降り注ぐ開放的な空間に憧れ、設置を検討する方も多いのが天窓だろう。ただし設置する際には平らな屋根をくり抜くため隙間ができやすく、その部分から雨漏りが起こるケースが想定される。
屋根そのものが雨を防ぐ役割を担うため、そこに窓をつけること自体が雨漏りのリスクを高めてしまうのだ。
雨漏り対策として窓枠に防水加工を施しても、経年劣化で効果は薄れていくため定期的なメンテナンスが必要だ。とはいうものの、高所での点検には危険が伴い、業者に依頼すると費用負担も発生する。
もちろん採光や通風など、天窓が有効活用できるシーンは少なくない。しかし万が一、雨漏りが発生したら修繕費用も高額になることを認識したうえでの導入をおすすめしたい。
「屋根裏」や「小屋裏」などと呼ばれるのが、天井の上・屋根の下にあるスペース。
屋根裏は子どものころに夢見た秘密基地のようなイメージを抱かせる。季節物の家電や衣類、子どものおもちゃなど、普段使わないものを収納するのに有効だと考える方もいるだろう。
収納面でのメリットが大きい屋根裏収納だが、増設には当然ながら費用がかかる。加えて外気温の影響を受けやすく、夏場は非常に高温になるなど保管するアイテムが限られる点にも注意が必要だ。
屋根裏へのアクセスには折りたたみ式の階段等を用いなければならず、頻繁に出し入れするものの収納には適さない。
屋根裏は住宅の構造や雨漏りの点検において重要な役割を果たす箇所でもあるが、収納スペースをつくることでこうした点検を行うことが難しくなってくる点には注意しなければならない。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら