自己効力感の低い人がガラリと変わるメモの秘訣 他者からの言葉を自信につなげる4つの方法

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④褒められた点を次に生かす

褒められた内容を次の行動の励みにし、これからに生かしましょう。褒め言葉や励ましを力にして、さらに自己のスキルを向上させることができます。


社内でのプレゼンが成功した後、外部のクライアントにプレゼンをする機会が訪れたとき、この成功体験をもとに同様の準備と自信を持って臨むことができます。人からの褒め言葉や励ましは、自分を勇気づけ、成長させてくれる貴重な糧となります。このプロセスを通じて、自分の中の潜在能力や強みを再確認し、どんな困難も乗り越える力を養うことができます。

2. 過去に褒められた言葉を書き出し、それを力にする

これまでの人生の中で受けた過去の褒め言葉や励まされた言葉、肯定的なフィードバックを振り返り、それを書き出すことは、今の自分を鼓舞し、未来のチャレンジへの動機付け(モチベーション)に生かせます。自分を認めてくれた人々の言葉を思い出すことは、今後の困難に立ち向かう力となり、新たに自信につなげていけるのです。

①過去に受けた褒め言葉や励ましの言葉を書き出す

子どもの頃から現在に至るまでに、褒められたり励まされたりした出来事を思い出し、何をしていたとき、誰からどういった言葉をかけられて、自分の力になったのかを書き出します。そのときの自分の感情も一緒に書き留めましょう。

さらに、受け取った言葉がその後の自分にどのような影響を与えたかを考えてみます。例えば、褒められたことが自信を持つきっかけになったり、ある励ましによって困難を乗り越える勇気が湧いたりしたかもしれません。この影響を自覚することで、自分への効力は高まるのです。

中学生時代のファシリテーションスキルに対する褒め言葉
中学生のとき、クラス会の進行役を務めた際、先生から「あなたは参加している皆が意見を言いやすいように配慮していて、会進行がとても上手だね」と褒められました。その言葉が自信につながり、以後、会議やミーティングを進行する際にも自信を持って取り組むことができるようになりました。
社会人としてのリーダーシップに関する励ましの言葉
入社3年目でプロジェクトリーダーに抜擢されたとき、プロジェクトの途中でチームの士気が低下してしまいました。
そのとき、自分のリーダーシップに悩んでいた私に、上司が「リーダーとしての道のりは決して簡単ではないけど、君ならチームの力を引き出せると信じている。思い切ってやってごらん、応援しているよ」と励ましてくれました。
上司のこの言葉がとても励みになり、信頼されていることを実感しました。それ以来、リーダーとして困難に直面しても、その言葉を思い出し、これはもっと成長できる機会だと前向きに取り組むことができています。
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