村田製作所・就活学生に贈るキラリと光るBtoB企業--セラミックコンデンサー世界首位 多様な人材が必要とされる職場

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村田製作所・就活学生に贈るキラリと光るBtoB企業--セラミックコンデンサー世界首位 多様な人材が必要とされる職場

活況を呈す、スマートフォン市場。電子部品メーカー大手、村田製作所は、その陰の主役である。

アップルの「アイフォーン4S」には、蓄電部品「積層セラミックコンデンサー」をはじめ、村田製の部品が多数採用されている。電子機器の最先端であるスマホ向けで、圧倒的な存在感を発揮している。

村田の創業は1944年。創業者の村田昭が、京都市中京区の工場でセラミックコンデンサーを開発・量産し始めたのが始まりだ。その後、福井、小松(石川)、富山、出雲(島根)、金沢と重要な生産拠点を次々と設立。高性能品を中心に、現在も国内生産が8割を占める。ここ最近は中国・無錫の工場で増産投資をするなど、需要の急拡大するアジアでの生産拡充にも積極的だ。

最主力であるセラミックコンデンサーのシェアは世界首位(約35%)。その他、EMI除去フィルタ(ノイズ対策部品)で35%、セラミックフィルタ(圧電体)で40%など、多くの部品で高シェアを誇る。

村田は、「材料」「プロセス加工」「設計」のすべての段階を、自社技術で担っている。

そこで、村田が求める人材は多様だ。商品開発などに携わる化学系はもちろん、生産技術で力を発揮する機械系など、すべての理系学生に活躍の場がある。事業計画や資材購買など、事務系としてサポートする文系学生ももちろん必要だ。

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