東大生も実践!楽々復習できる「ダメ集勉強法」 スマホを上手に使えば、学習の大きな味方に

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そしてこの勉強法は、日々の繰り返しの中でどんどん効率的になっていきます。毎日確認し、覚えた情報は消していく。そうやって画像を追加したり、減らしたりする中で、どんどんこのフォルダの精度も上がっていきます。

毎回やってしまう同じミスの画像がずっと残り続けて「これが自分の弱点なんだな」と気付くこともあったり、最初のうちは画像が膨大にあったのが、どんどん少なくなっていって「自分は成長しているな」と実感できた、ということもあります。どんどん更新していくことで真価が発揮されるというわけですね。

東大生も実践、復習に使っていた

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この勉強法を実践していた東大生に話を聞くと、少ないときでも1時間勉強していれば10枚程度は「ダメ集」に必ず画像がたまり、多いときだと1日で200枚近く画像がたまったこともあると言います。

そしてそれを1日の終わりに毎回復習し、「これは残しておこう」という50枚程度の画像に関しては残しておき、次の日にも復習をしていたそうです。これで、寝る前に「ダメ集」の画像を毎日1時間程度で300~400枚程度見ていたという人がいました。

ほかの人に聞いても、定期的にそのフォルダに画像を追加しつつ、1週間に1度くらいのペースでフォルダを整理し、だいたい200枚くらいの画像をキープして見返していたといいます。

いかがでしょうか?画像として残すだけなら誰でも簡単にできますし、空いた隙間時間にその画像を見るのも簡単なはずです。

そういうちょっとした工夫で成績が変わってしまうというのは、とてもおそろしいですよね。ぜひみなさんにはこの勉強法を参考にしてもらえればと思います。

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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