「N-BOXジョイ対スペーシアギア」最新モデル比較 SUVスタイル軽スーパーハイトワゴン続々登場

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N-BOXジョイのサイドシルエット
N-BOXジョイのサイドシルエット(写真:三木宏章)

両モデルのラインナップは、いずれもNA(自然吸気)エンジン車とターボエンジン車を用意。駆動方式は、全タイプに2WD(FF)と4WDを設定する点も同じだ。

また、両モデルのボディサイズは、N-BOXジョイが全長3395mm×全幅1475mm×全高2WD(FF)1790mm/4WD1815mm。対するスペーシア ギアは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mm。全長や全幅は同じで、全高はN-BOXジョイの2WD(FF)のほうがやや低く、4WDのほうが多少高くなる。だが、2モデルの車格は概ね同じと考えていいだろう。

室内空間や収納を比較

N-BOXジョイのインテリア
N-BOXジョイのインテリア(写真:本田技研工業)

両モデルの個性は、室内のシート表皮などにも現れている。とくにN-BOXジョイでは、チェック柄ファブリックを全タイプに採用する点がトピックだ。各シートのメイン部(座面、背もたれ)、フロントシートアームレスト、リアシート背面、スライドボード上面に適用。また、カラーリングには、汚れの目立ちにくいベージュに、補色関係にあるオレンジやブルーの色糸もミックスすることで、ポップな印象と落ち着いた色彩を両立する。クルマ用シート表皮には黒系やグレー系の多いなか、かなり思い切った色調や柄の採用だ。さらに、撥水素材を用いることで、飲み物などをこぼしても簡単に拭き取ることが可能。アウトドア・ユースでの使い勝手も考慮した素材選びを行っている。

スペーシア ギアのインテリア
スペーシア ギアのインテリア(写真:スズキ)

対するスペーシア ギアのシート表皮は、こちらも撥水加工のファブリックを採用。色調はオーソドックスなグレー系だが、山の稜線や歯車、タイヤパターンなどをイメージした意匠を採用。立体的なエンボス加工による凹凸感などと相まって、遊びゴコロと機能性を演出する。

また、運転席と助手席のシートバック・アッパーポケットには、人気のサコッシュバッグをイメージしたメッシュタイプを採用。運転席側には、山を登る「スペーシア ギア」をあしらったイラストタグも配置するなど、各部に外遊びをイメージさせる数々のギミックも施している。

両モデルの室内サイズは、N-BOXジョイで長さ2125mm×幅1350mm×高さ1400mm。対するスペーシア ギアは長さ2170mm×幅1345mm×高さ1415mm。スペック上では、長さや高さはスペーシア ギア、幅ではN-BOXジョイのほうがやや余裕ある感じだ。

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