大注目!テスラ「ロボタクシー」は世界を変えるか 「歴史に残るイベントになる」とイーロン・マスク氏
テスラは、10月10日にロボタクシーを発表するイベントを開催する予定だ。しかも、このロボタクシーに使われる車両は、既存モデルではなく専用のロボタクシー車両になると言われている。果たしてどのような車が登場するのだろうか。
イーロン・マスクCEOは、これまでテスラを最大の電気自動車専業メーカーとして育て上げてきたが、既存の自動車メーカーからの参入が相次ぐ電気自動車を、これまで以上に売ることにはあまり関心がないのかもしれない。マスク氏はここ数年、テスラの今後は人工知能(AI)とロボティクスにかかっていると述べてきた。
そして、当初は2020年に発表するとしていたロボタクシーに関して、テスラは10月10日に正式発表イベントを開催することを発表済みだ。
自動運転の開発は10年以上に及ぶ
テスラの自動運転技術の開発は、はや10年以上にわたる。それはテスラの市販電気自動車に搭載され、ドライバーがハンドルを握ることなく目的地に到着できる、未来の自動車の実現を目指して行われてきた。しかし、完全自動運転技術はまだ、実現には至っていない。
イーロン・マスク氏は、テスラのADAS(Advanced Driver-Assistance Systems:先進運転支援システム)技術である「Autopilot」を紹介する際、その使い道のひとつとして、将来的に完全自動運転が実現すれば、クルマを駐車場に駐めているだけの時間を、自動運転のロボタクシーとして貸し出すことで、副収入源として活用できる可能性があると述べていた。
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