ホンダ軽「N-BOX JOY」ライトアウトドアの大本命 N-BOX新グレード、狙いは手軽な外遊びユーザー

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つまり、N-BOXジョイは、アウトドア系といっても、スズキ「ジムニー」のような高い4輪駆動性能を持つ本格派ではない。だが、各部に、自然をゆったりと楽しむための工夫や装備を盛り込むことで、近年増加するアウトドア嗜好のユーザー向けバージョンに仕上げている。

なお、現在、パワートレインなどの詳細は未発表だが、基本的にはスタンダード仕様やカスタムと同じNA(自然吸気)エンジン車とターボエンジン車を設定。また、駆動方式には、2WD(FF)/4WDの両方が用意されるのも同様となりそうだ。

N-BOXジョイのスタイリング

N-BOX JOYのフロントフェイス。フロントグリル/フロントバンパー/フロントロアグリルは専用品となり、ヘッドライトも仕様変更されている
N-BOXジョイのフロントフェイス。フロントグリル/フロントバンパー/フロントロアグリルは専用品となり、ヘッドライトも仕様変更されている(写真:三木宏章)

キャンプ道具などを詰め込んだキャリーボックスをイメージしたというN-BOXジョイの外観。大きな特徴は、まず、アウトドア用ギアの道具感を演出したというフロントフェイスだ。専用デザインのフロントグリルは、角を丸くしたスリット入りとし、ファンクショナルなイメージを加味。また、立体的な構造のLEDヘッドライトは、スタンダード仕様用をベースに、リングデザイン部分に蒸着加工を施したアルミパーツを追加する。

さらにフロントバンパーも専用で、ブラックの樹脂製ロアカバー部とボディカラー部をセットにしたコンビネーションバンパーを採用。ロアカバーの中央下部には、本格的な4WD車などにも採用されるスキッドガーニッシュ風のデザインも投入し、アクティブなイメージも演出する。

N-BOXジョイのサイドシルエット。サイドは、アウタードアハンドルやドアミラーハウジングがブラックになり、フロントドアサッシュにも変更が加えられている
N-BOXジョイのサイドシルエット。サイドは、アウタードアハンドルやドアミラーハウジングがブラックになり、フロントドアサッシュにも変更が加えられている(写真:三木宏章)

また、ボディサイドのドアロアーガーニッシュやリアバンパーなども専用デザインを採用。加えて、前後14インチホイールも専用とし、NAエンジン車はハーフキャップ仕様、ターボ車にはメッキリングも追加した仕様を設定する。

なお、ボディカラーは、2トーンカラー5色とモノトーン2色の全7タイプを設定。とくにルーフ部がすべてブラックとなる2トーン仕様では、主にアースカラー系のボディ色を採用。N-BOXシリーズ初採用となるデザートベージュ・パールやボタニカルグリーン・パールなどは、アウトドア風味をより強調する色調で、このモデルのイメージを顕著に表したカラーだといえる。

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