ベテラン"爆笑問題"後輩から慕われ続けるスゴさ サーヤから「うちらと笑う感覚が一緒」との声も

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その後も、くるまが“へりくつボーイ”に対する違和感を口にすれば、太田が「前提が間違ってますよ」と選挙特番で繰り広げた石丸伸二と山崎とのやり取りをイジる。令和ロマンと山崎が同じ慶応義塾大学出身との話が出れば、くるまが「(手刀を切って)こうやって辞めた」と中退であることを示し、太田も「俺なんか裏口から中退」と自虐ネタで応戦する。

本編に入ると、VTR出演したインフルエンサーらが観覧席に座ってトークに参戦。そんな中で山崎がテーマのポイントを整理して2組に提示し、くるまや太田が独自の見解やエピソードを繰り広げ、ケムリや田中裕二が気の利いたコメントを差し込む、という小気味良いやり取りが展開された。

爆諸問題 令和ロマン
『バクっと令和問題』(番組公式Xより引用)

信じがたいが、2組がガッツリ共演するのは今回が初。番組終盤にくるまが「普通に超面白くて大好きです」「速くて面白くて嬉しかった」と爆笑問題との共演に感慨深げだったことが何より印象に残った。

そもそも後輩と絡む番組が多かった

これまでも爆笑問題は、後輩芸人と共演することが多かった。記憶に新しいところでは、『爆笑問題のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系/2019年10月~2021年9月までレギュラー放送。途中からスタジオ中心の企画にリニューアルされ、2020年10月から『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』に改題)が思い浮かぶ。

ベテランの爆笑問題チームと若手の霜降り明星チームの芸人がそれぞれロケに出向き、世の中のさまざまな心配事に向かい合う。それをスタジオで見守る爆笑問題と霜降り明星、進行役の新井恵理那が自由気ままにトークしながら、最終的に“どちらが心配か”をジャッジするというものだ。

ちょうどテレビが購買意欲の高い若年層を中心とするコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)を意識し始め、2018年に「M-1グランプリ」王者となった霜降り明星・せいやの発言に端を発する「第七世代」ブームが重なった時期に番組はスタートしている。また、今やすっかり定番化した「旧世代vs新世代」の構図であるところも興味深い。

過去には、爆笑問題の番組からブレークした芸人もいる。『爆笑問題のバク天!』(TBS系。2003年10月から2006年3月終了)では、「ジャンガジャンガ」ネタを披露したアンガールズが「キモかわいい」と人気者になり、お茶の間に強烈なインパクトを残した“ハードゲイキャラ”のレイザーラモンHGも一躍時の人となった。

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