三菱自動車が初の商用EV発売、日産やスズキへのOEM供給で充電インフラ整備も狙う
EVの販売先が自社顧客のために急速充電器を導入することが期待され、全国に張り巡らされたガソリンスタンドがあるエンジン車に比べ、圧倒的に不足している充電インフラの拡充を進められるという効果も見込んでいるのだ。
今のところ、三菱自は海外向けのOEM供給の可能性について、「たくさんの引き合いはきているが、ミニキャブ・ミーブの左ハンドル開発は検討していない」(益子社長)という。海外への供給を検討しているもようだが、その場合は右ハンドル地域に限定されそうだ。
なお、タイの洪水で生産停止をしていた現地のラムチャバン工場が11月14日から2直フル稼働で生産を再開。この点について、益子社長は「生産再開後、ねずみにケーブルが咬まれて生産が停止するなどトラブルもあったが、何とか生産を継続できている。タイの人たちは本当によくやってくれた」と生産再開に尽力したタイの人々を評価した。
(又吉 龍吾 =東洋経済オンライン)
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