中国系ハッカー集団がアメリカ系企業を攻撃

標的はアメリカン航空やアンセム

 8月7日、中国系のハッカー集団が米アメリカン航空グループや航空券の予約システム運営会社のセーバーのシステムに侵入したとブルームバーグが報じた。ボストンのローガン空港で6月撮影(2014年 ロイター/BRIAN SNYDER)

[7日 ロイター] - 中国系のハッカー集団が米アメリカン航空グループ<AAL.O>や航空券の予約システム運営会社のセーバー<SABR.O>のITシステムに侵入したことが分かった。ブルームバーグが関係筋の話として報じた。

セーバーはロイターに対し、クレジットカードや個人特定可能な情報など、敏感で保護された情報への不正アクセスについて、現時点で確認していないと説明。アメリカン航空は、報道された攻撃を裏付ける証拠が無いと説明している。

報道によると、米医療保険大手、アンセム<ANTM.N>などを攻撃したハッカー集団と同じだという。

セーバーは「最近、サイバーセキュリーティー事案の発生を知った」と説明。調査を続けているとした。

アメリカン航空の広報担当者は「デジタル署名やIPアドレス、攻撃態様を調べる外部のサイバーセキュリティー専門家と連携しているが、米連邦人事管理局(OPM)で起きたのと同様の攻撃を受けたことを示す証拠はない」と説明した。

ただ、「本日の件を踏まえてという訳でなく、業界内で攻撃が頻発していることを受け、取り組みを強化したほか、調査やシステム防衛を行うサイバーセキュリティー専門家を増員した」としている。

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