洗濯の問題があまりにも「洗濯機」にありすぎる訳 部屋干し臭や黄ばみをもたらす「意外な原因」

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すすぐ回数が多いほど水が澄んでくる(写真:筆者撮影)

具体的には、縦型の洗濯機は自動の設定より1~2段階水を増やす、ドラム式で水量の設定ができるものは「多め」「高め」に設定する。すすぎは縦型は3回に設定し、ドラム式は「注水すすぎ」で3回に設定します。

汚れが取れないと思ったら、まずはすすぐ回数を増やしてみましょう(写真:筆者撮影)

洗剤や洗濯機を変えなくても、この基本を見直して先に挙げたやり方に変えるだけで、「ニオイがしなくなりました」「服の色がきれいになりました」という人がたくさんいらっしゃいます。

洗濯ネットは洗浄力を落とす?

そして、もう1つ、僕らクリーニングのプロがお伝えする洗濯の基本で、やってはいけないこととして挙げるのが、「むやみに洗濯ネットを使う」という行為です。

本来、ご家庭で洗う服に洗濯ネットは必要ありません。

なんとなく「傷むかも?」「シワをつけたくない」といった理由からネットを多用する人が少なくないのですが、ネットは使用しないのを基本にする。それだけで汚れが落ちたと感じる人はとても多いです。

実際に、僕らが行った洗濯講座後のアンケートでは、「早速ネット無しで洗濯してみました。シャツの襟の黒ずみなど、今まで先に手洗いしていた部分が、洗濯機にお任せでほとんど取れていたのでびっくりしました!」という声をいただいています。

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