"旅マスター"が伝授「格安」ツアーとホテル予約法 "直前"でも「まだ」探せば安く旅行はできる
トラベルコは海外ツアーを探すときにも便利だ。
特に役立つのが「予算から探す」という機能。トップページから「海外ツアー」を選択すると、「行き先から探す」という文字の右手に登場する。ここで上限を5万円とすると、燃油サーチャージ込みの金額で5万円以内のツアーがある国だけが表示されるという仕組みだ。
8月出発の週末旅行の行き先として最も安かったのがLCCのPeachを利用した3泊4日のツアー(スタンダードクラスのホテルに1室2名で2泊)で2万9800円(阪急交通社)。ただし空港使用料や諸税は別途支払う必要があるので、トータルの支払い額は3万6210円となった。
このツアーは8月30日(金)に成田22:10発台北01:00着、9月2日(月)に台北02:10発成田06:40着となる。行きはホテルに到着するのが午前3時ごろになるだろうし、帰りも夜行便とハードではあるが、土日2日間を丸々観光に充てることができる。
この区間を自分で手配した場合、ピーチの往復航空券代だけで3万7170円(Peachの公式サイト)かかり、航空券代だけでもツアー代金を上回ってしまうことがわかる。
ヨーロッパ行きの狙い目は「プラハ」
近場が安上がりなのはわかったが、せっかくの夏休みなのだからヨーロッパに行きたいという人もいるだろう。ではヨーロッパへのツアーはいくらくらいなのか。
8月出発で一番安かったのは成田発でカタール航空を利用したプラハ(チェコ)5日間(阪急交通社)で14万800円だった(8月29日成田発で現地ホテルに2泊)。もっともこれも諸経費が加わり、実際の支払額は1人あたり17万2810円となる。
だが、同じ日程を自分で手配した場合、ツアーと同じカタール航空は航空券代だけで16万780円(HIS)となる。ツアーよりは1万2030円安くなったが、ホテル代2泊分が含まれないので、結果的にはほぼ同じ水準といえそうだ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら