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キヤノンは今まで、新しい製品が台頭してもそれが市場に浸透するかじっくりと見極めてから、ようやく自社製品を投入する方針を貫いている。ひとたび製品化すれば、あとは一気呵成の展開で市場を支配した。今回も「小型一眼」プロジェクトをどのような形で具現化するかは、世界的な需要動向を分析しながら慎重に判断するもようだ。
参入決定のニコンに対し、より有利な方向を見定めようと、“洞ヶ峠”を決め込むキヤノン。両社の対照的な姿勢が吉凶どちらに転ぶか。それはカメラ市場全体の将来をも大きく左右する。
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(本誌:梅咲恵司 =週刊東洋経済2011年10月1日号)
※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
