ニコンが市場拡大中のミラーレスカメラを10月20日発売へ。女性層の取り込みに照準
「一眼レフ、コンパクトに次ぐ3本目の柱として育成することで、成長戦略を加速させたい」と、ニコンの岩田徹マーケティング本部長は語る。コンパクトよりも高単価で、かつ交換レンズなど付加価需要も見込めるミラーレスへ顧客の乗り換えを促し、カメラ事業全体の収益向上を狙う。
もっとも、ミラーレスが売れている市場は、日本と韓国など一部アジア地域に限定される。主要市場の欧米では認知度が低い。世界では年間約230万の販売台数でしかない(デジカメ販売総計の2%未満)。
今後、グローバルに市場が拡大していくかは、ニコンの展開力次第。はたして思惑通り新たな市場を形成できるだろうか。
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(梅咲 恵司 =東洋経済オンライン)
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