サムスン、最新GalaxyはiPhoneよりスゴいのか "折りたたみスマホ"はAIを活用した機能が満載
縦折り型の「Galaxy Z Flip6」も同時に発表。ファッション性重視のスマホで、6色のカラーバリエーションを用意する。コンパクトミラーのように閉じた状態で持ち運べるのが魅力だ。こちらも外側に画面があり、待ち受け画面として通知を確認したり、カメラで自撮りする際のプレビューなどが行える。
5年目にAIを本格統合
サムスンは折りたたみスマホを2019年から日本へ投入しており、5年かけて市場を育ててきた。ハードの完成度が高まり、今回はソフト、それもトレンドに合わせ「AI」を目玉機能として打ち出してきたわけだ。
折りたたみAIフォンと銘打っただけあり、AI関連の機能が随所にちりばめられている。文章作成、翻訳、要約、画像編集などの用途を、AIを用いて効率的に行えるように仕上がっている。仕事の効率化に役立つものもあれば、SNSなどプライベートな時間を楽しくする機能も用意している。折りたたみAIフォンの機能をチェックしていこう。
大きなディスプレーとキーボードがあるPCと比べると、スマホでの文章作成は手間と感じる世代も多いと思う。ビジネスパーソンなら外出先からのメール作成に苦心した経験があるだろう。最近ではビジネスチャットルーツも普及し、スマホから対応する機会が増えてきている。
Galaxyのチャットアシストは、生成AIの力を使ってスマホからの文章作成の手間を削減できる機能だ。ごく簡単な下書きを入力するだけで、典型的な文章を作成してくれる。
例えば「7/10~12 休み」という文章を与えると、「いつも大変お世話になっております。7月10日から7月12日までお休みをいただいております……」といった具体の文章が一瞬で現れる。特にビジネスメールのような型が決まったメッセージの場合、だいぶ手間が省けるだろう。文章のスタイルとシーンも選べるようになっていて、例えばInstagramのようなSNSの投稿する文章の場合などは、まったく違ったトーンで文章を作成してくれる。
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