スマートフォンで聴き鉄旅をする際はやはり電池の消耗が気になるので、2回分フル充電できるモバイルブースターがあれば安心だ。また、楽曲へのアクセスにそれなりの通信を要するため(1曲あたり約数MB~十数MB程度)、1カ月7GBなどの通信制限には気を付けたい。
「聴き鉄」おすすめプレイリスト
手始めに、「AWA」のサービスからプレイリストを作成してみた。もちろん「聴き鉄」旅でアガってもらうための選曲だ。
アプリの虫眼鏡マークSearchにて「鉄道」の2文字で検索すると「PLAYLISTS」の欄に出てくるようになっている。ぜひアプリをインストールして聞いてみてほしい。
「ゆったり贅沢に列車に揺られていたい」「音楽を集中して聴ける環境にいたい」「なるべく最小限のお金で済ませたい」――。これらのニーズを満たすのが「大回り旅」+「グリーン車ホリデー利用」だ。行きつけの図書館や喫茶店に長居するような気分で試してみていただきたい。
きっぷの最安運賃は140円、ICカードなら133円で関東をぐるっと大回り乗車できるのはご存じの方も多いだろう。一駅・最低料金にこだわらなければ200円程度で済む。
グリーン車の土休日利用
ロングシートや混雑した車内で音楽をゆっくり楽しむ気にはなれない。普通列車のグリーン車でリクライニングをゆったり倒して、駅弁などつまみながら自分だけの世界に浸ろう。
グリーン車は土休日料金が設定されており、駅に設置してある機械でICカードに事前にグリーン券情報を記録しておけば、50km以上は均一で780円とかなりお得。往復で利用してもグリーン料金は1560円。運賃を加算しても2000円に達しない。2階建て車両では景色が大きく開ける上段を好む人も多いが、音楽に集中するには明るすぎない下段、筆者は最後尾の20番のD席がお気に入りだ。
現状、関東近郊で普通・快速列車でグリーン車が併結されているのは「湘南新宿ライン」「上野東京ライン」「横須賀線・総武線快速」「常磐線中距離列車」だが、都内を出発してなるべく長くグリーン車に乗っていられる実用的なルートをいくつかご紹介しよう。
こうしたルートに大回りで唯一乗れる気動車・八高線を混ぜたり、総武線快速を使って房総半島一周してみたりと一筆書きのアイデア次第で旅は何通りにでもアレンジできる。皆さんもスマホ片手に新しい時代の「聴き鉄」旅に出かけてみてはいかがだろうか。
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