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ビジネス #自動車最前線

BMWが誇る「M」を冠するスーパーバイクの実力 雨の「もてぎ」で元GPライダー先導で試乗した

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  • 田中 誠司 PRストラテジスト、ポーリクロム代表取締役、VisionVoice取締役、PARCFERME編集長
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ツインリンクもてぎのピットロードに集った、左からM 1000 R、M 1000 XR、M 1000 RR(筆者撮影)

前置きが長くなったが、5月28日、BMWモトラッドが2輪の「M」シリーズにとって日本で初のサーキット報道試乗会を実施した。

「ツインリンクもてぎ」のフルコースを使った試乗セッションは、Mコンペティション・パッケージを備えるM 1000 R/RR/XRを、それぞれ30分ずつ、先導のプロライダーを追いながら走行するというものだ。

「梅雨時にサーキットなんて恐ろしいなあ」と思いつつ、筆者は先代「S 1000 XR」を所有していてその高性能と先進的な電子制御に感服し、Mに強い関心を抱いていたので、蛮勇をふるって報道試乗会にアプライした。蓋を開けてみれば予想通りの大雨。多彩な走行モードもほとんどRAINにしたままだったが、サンデー・ライダーがM 1000の実力に触れるにはむしろ好都合だったかもしれない。

M 1000 XRのサイドビュー。シート高は850mm(筆者撮影)

「XR」の圧倒的な安心感

最初に走らせたのは新たに投入されたM 1000 XR。ほかの2台に比べて車体の重心が高い。サーキットではハイスピードの中で常に荷重が変化しており、ライダーのちょっとした操作や体重移動が状況によっては命取りとなるわけだが、M 1000 XRは、多少繊細さに欠ける操作をしても電子制御のダンパーやスロットルがそれを巧妙に補ってくれることを実感した。

ブルーに染められたキャリパーを備えるMブレーキ・システムも、まるでブレーキディスクに直に触るようにシルキーなタッチで扱いやすい。エンジンはトップエンドの出力を削って201馬力に抑えているのだが、自分が所有する先代S 1000 XRの160馬力に比べパワフルなことは如実に体験できた。

ストレート・エンドにおける速度は時速170キロメートル程度だったが、Mウィングレットと電子制御ダンパーの効果により不安定な印象は少しも抱かなかった。

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