申し込み殺到「JRE BANK」特典"フル活用"のコツ 日常的に使いやすいのは「Suicaグリーン券」

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JRE BANKにはこれら鉄道の特典のほかに、前述した銀行取引に関する特典がある。このJRE BANKプラスには5段階の会員ステージがあり、資産残高や銀行の取引件数によって提携ATMの手数料や他行への振込手数料の無料回数、銀行取引によるJRE POINT獲得倍率が変わる。

「JRE BANKプラス」の会員ステージごとの特典内容(画像:JR東日本)

これらの特典の中で特に魅力的なのが、JR東日本の駅を中心に381台設置されているATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」の引出手数料が、会員ステージに関係なく何度でも無料になることだ。

VIEW ALTTE。JRE BANKが開始したことでサインパネルを新デザインに変更中(画像:JR東日本)

3大メガバンクでは2020年や2021年にATM手数料が無料になる条件が変更になり、給与や年金の受け取り、投資信託の利用、紙の通帳をやめてインターネット通帳にするなどの条件が課せられるようになった。筆者はそれらの条件を達成できていないため、ATM手数料がかからない平日昼間に出金するよう心掛けている。

キャッシュレス決済が増えてATMでの出金はかなり少なくなったが、どうしても現金が必要になることもある。そんな出金のタイミングを考えなければいけないストレスがJRE BANKではなくなる。しかも駅を利用するついでに現金を引き出せるのが実に便利だ。

銀行取引でJRE POINTが貯まる

最近では給与振込、投資信託の利用など、銀行取引でポイントが獲得できるケースが増えてきた。JRE BANKでもプレミアム会員以上ならJRE POINTの獲得倍率が2または3倍になり、他行への振込や他行からの振込、給与などの受け取りでそれぞれ2または3ポイントを獲得。JRE BANKからビューカードの利用料金を5000円以上口座振替することでも、毎月10ポイントが得られる。

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