申し込み殺到「JRE BANK」特典"フル活用"のコツ 日常的に使いやすいのは「Suicaグリーン券」

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JR東日本の駅に設置されているATM「VIEW ALTTE」の特典もある(筆者撮影)

JR東日本がデジタル金融サービス「JRE BANK」を5月9日に開始した。初日には申し込みが殺到し、早々に受付を終了したほど。本来なら約1週間で届けられるキャッシュカード一体型の「JRE BANKデビット」の受け取りに、約3~4週間もかかる状態となっている。

人気の理由は、銀行取引の特典に加えて、JR東日本グループならではの3つの特典に魅力があったからだ。詳しく説明しよう。

鉄道系ならではの3つの特典

JRE BANKは楽天銀行を所属銀行とした金融サービス。JR東日本グループのクレジットカード会社「ビューカード」が銀行代理業者となり、楽天銀行内に支店を持ち、預金や入出金、住宅ローンなどの業務を行う。すでに楽天銀行の口座を持っている人も、JRE BANKの口座を開設することができる。

支店名は「JREはやぶさ支店」「JREとき支店」「JREこまち支店」となるものの、ベースとなる銀行サービスは楽天銀行のもの。そのため条件をクリアすることでATM手数料や振込手数料などの優遇が得られる楽天銀行の「ハッピープログラム」とほぼ同様の「JRE BANKプラス」というサービスを提供する。

これらのATM手数料や振込手数料などの優遇については、現在、多くの銀行が提供しているので、さほど目新しくはない。JRE BANKではこのJRE BANKプラスに加えて、JR東日本グループならではの鉄道の特典があり、これに魅力を感じて申し込みが殺到していると思われる。

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