DVを受け母親に売春を強いられた少女の見た光 河合優実主演、映画『あんのこと』

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映画『あんのこと』のワンシーン
映画『あんのこと』監督・脚本:入江 悠/出演:河合優実、佐藤二朗、稲垣吾郎 ほか/上映時間:114分/6月7日(金)より全国公開(©2023『あんのこと』製作委員会)

実際に2020年に起こった事件に基づく1人の少女の物語。母子家庭に生まれ、DVにさらされて育った主人公の杏(河合優実)は、小学校4年生から不登校になる。12歳で母親に売春を強いられ、その相手から打たれたドラッグで薬物中毒になる。

希望も絶望も知らず、ただ繰り返される日々を生きてきたが、人情味あふれる風変わりな刑事(佐藤二朗)と、彼と付き合いのあった雑誌記者(稲垣吾郎)と出会う。2人のサポートによって、DVシェルターマンションで新たな生活をスタートさせる。

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