「日本の社史」の装飾をフランス人も認めた!

千島土地の100周年記念誌は、ここがスゴイ

飛び出す絵本のような遊び心のある仕掛け

事業を紹介した3冊には飛び出す絵本のような仕掛けが用いられ、土地建物賃貸事業は同社が所有し、近代化産業遺産群にも認定されている造船所跡地、航空機リース事業は飛行機、地域活性化事業はラバー・ダックがそれぞれ飛び出します。

海外でのパーティを意識した作りに

社史編纂を担当した千島土地の川嵜千代氏によると「海外では、パーティーの席などで立ち話をしながら手渡す場面が多いため、持ち運びしやすい重さであること、ぱっと目にとまり会話のきっかけとなるような仕掛けが施されていること、さっと目を通すだけで、内容をある程度理解していただける文量であること」を心掛けたそうです。

また、英語版のデザインは、「和綴じをイメージした製本で、各分冊をまとめる風呂敷を制作するなど、日本らしさを意識した」といいます。

日本語版・英語版ともに、川嵜氏によると「会社の歴史を詳述した社史というかたちではなく、社外の方にも興味をもっていただけるように作成しました。近代大阪の街や歴史に興味のある方には是非、ご覧いただきたい」とのことです。

当館所蔵の1万7000冊以上の社史の中でも、デザインにこだわった出色の社史です。機会がありましたら、ぜひ、手に取ってください。

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