金融取引グローバル化でネットの参加者は急拡大--SWIFT(スイフト)CEO ラザロ・カンポス

外国人投資家の増加受け日本では証券向けが成長

──日本やアジアでのSWIFTの活動は。

日本では証券メッセージの利用が増えたことで、通信量は09~10年の2年間に19%も伸びた。送金メッセージは米国向けが最も多く、次が国内向け。証券メッセージの利用は英国向けが最も多く、次が米国向けとなっている。証券保管振替機構(ほふり)は外国人投資家の存在感が高まっていることから、SWIFTネットの導入を決断している。

中国の国内で使ってもらうのはとても難しいことだが、規制への対応などのサービス力で売り込んでいく。

12年10月には年に一度開かれるSWIFTのユーザーのための金融フォーラム「Sibos」を大阪で開催する予定だ。世界トップレベルの金融機関から8000人が集まる一大イベントなので、ぜひ、日本からも多くの人に参加してほしい。

Lazaro Campos
1987年SWIFT入社。国内外における複数の市場インフラプロジェクト、CLSプロジェクトを担当。2003年銀行業界部門のヘッドに。SWIFT 2006戦略イニシアチブを率いた。07年4月から現職。国際金融業務およびテレコミュニケーション業界で20年以上の経験。スペイン人。

(聞き手:浪川 攻、大崎明子 撮影:吉野純治 =週刊東洋経済2011年8月6日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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