一方で、汗かきなのにキツイ体臭にはなりにくい人がいるのも事実。あなたがどちらのパターンになるかは、普段の食事がカギを握っています。
過剰に分泌された皮脂にブドウ球菌が発生してしまうのは、たいていバターやヨーグルト、チーズなどの発酵食品、ビールや日本酒などの発酵酒を好んで摂取している人、そして肉食オンリーで魚や野菜を食べない人に多いと考えられています。また、ホルモン分泌の関係上、女性よりも男性の方がニオイがキツくなりやすいようです。
涼しいオフィス内で汗が引いても、髪や衣類には一度分泌されたジアセチルが染みついているのでご用心! 制汗スプレーを始め、最近ではスメハラ対策に、男性用のヘアスプレーや、衣類の柔軟剤まで製品開発が進んでいるので、食事の見直しと共に利用してみましょう。
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さて、肝心の食事面です。体臭予防を期待できる栄養素はビタミンB群とクエン酸。そして野菜や果物に含まれる「フラボノイド」です。
ビタミンB群はキノコ類、大豆、カツオ節、クエン酸はフルーツ類、スポーツドリンク、梅干しなどに、そしてフラボノイドはたいていの野菜や果物に含まれているので、毎食野菜摂取を必須にするだけで一定の効果がありそうです。ニオイの原因になりやすい肉類、発酵乳製品は、これらの成分と一緒に摂れば、あえて避ける必要はないでしょう。
体臭は余剰な皮脂から出ている場合が多いので、体に毒素が溜まっているサインかもしれません。体質だから仕方ないと諦めるのではなく、日頃の野菜不足を解消し、悪質な病気に発展する前に予防しておきましょう。
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