トム・クルーズ、養育費年7億円払った娘と疎遠な訳 幼い頃に溺愛していた娘と10年以上会っていない
それにしても、こんな顛末になったのはトムにとってなんとも皮肉である。トムは、同じことをニコールに対してやっているのだ。
トムから離婚を言い渡されたのは、ニコールにとって青天の霹靂だった。トムは「こうなることは彼女にもわかっていたはず」と述べているが、ニコールは、その少し前にトムの子供を妊娠して流産していたという、それまで誰も知らなかった事実を明かしている。それが本当ならば、夫婦関係はまだあったということである。
離婚後、サイエントロジーの信者である養子のイザベラとコナーは、ニコールと疎遠になった。それを知っていたから、ケイティは、娘との関係を断たれるのが自分ではなくトムになるよう、先に動いたのだ。
娘は自らの意思でトムに会うこともできるように
スリが18歳になったことで、トムは、毎月40万ドル、日本円に換算すると年間で7億円超の養育費を払う必要がなくなった。それに、大人になった彼女が自分で父に会いたいと思えば、自由に会うこともできる。
成長した彼女の顔は、ますます両方の親に似てきた。まだ若い彼女には、これからいろいろな人生の節目があるだろう。それらの場のどこかで、血を分けた両親が揃うことはあるのか。それは、誰にもわからない。だが、もしそれがかなわなかったにしても、世界一有名な映画スターは、自分の娘の幸せを常に心の中で願い続けているに違いない。
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