いままで当たり前に見てきたものに「よそ者の視点を取り入れる」。当たり前に見ていた故郷を「よそ者の視点で見直してみる」。
そういう発想の転換をしてみることが必要でしょう。
SNSの利点は、「ハッシュタグ」「リポスト」といった機能を駆使すると、同じテーマで他者が発信した多くの情報も巻き込めるという点です。
自治体のPRだからといって、「自治体が発信するSNS」だけでは広がりがありません。
自治体内の店舗や飲食店、あるいは故郷をアピールしようとする個人のSNSを巻き込んで、大きなウェーブをつくることが必要です。
先ほど紹介した富士吉田市も、多くの外国人観光客がSNSにアップしたことで、あらたな観光客がどんどん増えていったのです。
自治体だけにとどまらず、「他者の情報」を巻き込みながら「自治体全体のムーブメント」をつくることが大切です。
これからの「地方創生」にはSNSの活用は必須
このインバウンド需要は、ますます増加の一途をたどると考えられます。
これからの地方創生は、自分たちの地方の情報を海外にも発信し、それにひかれてやってくる外国人たちを「地域活性化」につなげていくことです。
それは観光業の隆盛だけにとどまらず、「新しい産業の創出」になったり、「既成の産業をさらに盛んにすること」につながったりもすると思います。
みなさんも「SNS」をうまく活用して「地方創生」の可能性を広げていってください。
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