「やる気なくても勉強はかどる」スゴい"脳の取説" 「忙しくて誘惑が多い大人」こそ試してほしい
では、「イベントのために勉強時間を確保できず、それでも2、3時間はどうしても勉強しなければいけない」というような場合はどうしたらいいのか?
たとえば、30分勉強したら、5分間はゲームをする。(283ページより)
記録につける
また、「どれだけ計画を守って続けられているか」を記録につけ、自分のがんばりを褒めてあげることも大切だという。手っ取り早いのは、スケジュール帳に毎日、勉強したらチェックをつけること。
もちろん、机に向かってもやる気が起こらず、「今日はなにもできないんじゃないか」と感じる日もあるだろう。それでも毎日、机に向かうことに意味があるのだ。その大きな理由は2つ。
そして、より重要なのは2つ目で、自分にとって勉強は大事であるという自己イメージを持てるかです。(284ページより)
体調が悪いときも、やる気が起きないときも、スケジュールを守って毎日きちんと勉強を続けている人がいたら、「その勉強は、その人にとってとても大事なのだろう」と思うのではないだろうか?
だとすればそれは、勉強を続けている自分の姿にもあてはまるはず。「決めた時間は勉強した」という思いが、学ぶ者としての自己イメージをつくるということだ。
「すごい! 50日間連続で勉強してる。100日も達成できるのでは? いや、365日だっていける!」という心持ちではいけません。続けることじたいにとらわれることには、大きな問題点があります。
1回でも勉強できないと、それが大きな意味を持ってしまうからです。(285ページより)
まずは試してみよう
必ずしも最初から順序立てて読まなければならないわけではなく、自分が改善したいところに対応する章から読めるところが本書の魅力だ。もちろん、書かれていることのすべてを取り入れる必要もない。やってみてうまくいかないと思ったなら、別のなにかを試してみればいいだけの話。
まずは試してみて、その方法が使えるかどうかを判断すればいいのだ。
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