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脱炭素へ、日本でも「ヒートポンプ」の本格推進を 省エネだけでなく再エネ拡大にも寄与

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ダイキン工業・ベルギー生産拠点でのヒートポンプ給湯暖房機器の生産ライン
ダイキン工業・ベルギー生産拠点でのヒートポンプ給湯暖房機器の生産ライン(提供:ダイキン工業)

2023年に開催された「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議」(COP28)では、30年までにエネルギー効率の改善(省エネルギー)ペースを世界平均で現在の2倍に加速させる取り組みが合意された。地球の平均気温上昇を1.5度に抑えるためにも、省エネの強化は再生可能エネルギーを3倍に増やす努力とともに最優先課題となった。

「エコキュート」普及に本腰

そこで「ヒートポンプ」という技術に関心が高まっている。大気など環境中の熱を集めて冷暖房や給湯などに利用する技術で、投入エネルギー(電力)1に対して、6〜7のエネルギーを生み出せるとされている。

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