「お受験を制する子」がクリスマスからしている事 年末年始に目白押しの行事が実はとても重要
とは言え、まだ幼い子どもですから、二十四節気すべてを教え込む必要はないでしょう。
立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒
親子で各行事をどう過ごしたかが重要
しかし、最低でもお正月はもちろんのこと、節分、桃の節句、春分、お花見、端午の節句、七夕、お月見、秋分、大晦日など、日本人にとっての主要の行事について、その意味をお子さんにきちんと教えていくことは非常に大切です。
そして、その日のために親子で一緒にどのような準備をしていたか、何をお供えしたり飾ったりしたか、当日はどのように過ごし、親子でどんな会話をしたか……?など、お子さんの記憶に留めさせておきたいものです。
「4月ごろから始めましょう」と考えているご家族の場合。例えば、年末年始を自宅やご実家で過ごすのではなく、ハワイなど海外に出かけていると、年末の大掃除もままならず、お正月飾りもパスし、親戚やご近所の方との新年のご挨拶、初詣も、おせち料理のお手伝いも経験できず、もちろん祝箸という意味のあるお箸で食べることもなく三が日、松の内という貴重な時間をバカンスで終えてしまうことになってしまいます。「絵本で教え込めば」という安易な考えでは、大人気の難関幼稚園、有名小学校に合格するのは難しいかもしれません。
来年のお受験を考えているお父さんお母さんは、今年の大みそか、そして年明けのお正月の過ごし方を改めてお考えになることをお勧めいたします。子どもにとって待ち遠しく嬉しいイベントであるクリスマスをやること自体は問題ありませんが、それと同時にぜひ日本古来の行事を大切になさった上で楽しんでくださいね。
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