東大合格者が実践「英語がデキる人」のSNS活用法 意識的にアウトプットの機会を作る必要がある

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「そんなの東大生だからでしょ」と思われるかもしれませんが、もちろん東大生でも語学力のレベルはピンキリです。

英語のペーパーテストはある程度解けても、コミュニケーションするほうはサッパリという人も一定数います。そういう人はやはりアウトプットの機会が足りていません。筋肉と一緒で、英語も使わなければ鍛えられないのです。

SNSで手軽に勉強ができる時代に

昔は「英語の習得=海外生活」みたいなイメージがありましたが、今ではSNSという便利なツールがあるので、アウトプットだけなら誰でも手軽にできます。ブログやテキストメッセージ、動画、音声配信など形態もいろいろ選べます。リアルな自分ではなく、英語での発信用に架空の人物を演じてみるのもいいでしょう。

対面でのコミュニケーションなら緊張したり言い間違いも気になったりしますが、SNSなら削除や修正も可能で余計な心配もありません。しかもほとんどのアプリは無料で使えるのです。

今ほど勉強がしやすい時代はないと言えるかもしれませんね。現代ならではの効率的な英語習得法として、ぜひ参考にしてみてください。

青戸 一之 東大卒講師・ドラゴン桜noteマガジン編集長

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あおと かずゆき

1983年生まれ、鳥取県出身。地元の進学校の高校を卒業後、フリーター生活を経て25歳で塾講師に転身。26歳から塾の教室長としてマネジメント業を行う傍ら、学習指導にも並行して携わる。29歳の時に入塾してきた東大志望の子を不合格にしてしまったことで、自身の学力不足と、大学受験の経験が欠如していることによる影響を痛感し、30歳で東大受験決意。塾講師の仕事をしながら1日3時間の勉強により33歳で合格。在学中も学習指導の仕事に携わり、現在は卒業してキャリア15年目のプロ家庭教師・塾講師を行う傍ら、ドラゴン桜noteマガジンの編集長を務める。

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