東大合格者が実践「英語がデキる人」のSNS活用法 意識的にアウトプットの機会を作る必要がある

✎ 1〜 ✎ 91 ✎ 92 ✎ 93 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

いかがでしょうか。日本人が英語ができないのは、使う機会がないからだということでしたね。

勉強すれば一時的には記憶に残りますが、使わなければ脳が不要な情報だと判断して捨ててしまいます。長期記憶として脳に定着させるには、とにかくアウトプットするのがいちばん早いのです。それに最適なツールがSNSなのですね。

実際、日常生活で英語を使う機会ってなかなかありませんよね。職場でのコミュニケーションは英語が中心とか、パートナーが英語のネイティブスピーカーなどというケースなら別ですが、あまり一般的ではないでしょう。そうなると、自分から意識的にアウトプットする機会を作らないとなかなか身につきません。

SNSのいいところは、世界中の人に自分の表現が届く喜びがあるのと、人から反応がもらえる点です。

同じアウトプットでも、ノートに問題を解くとか、その日に覚えた単語を使って作文するのとは面白味が違います。

SNSで誰かに見てもらうのは刺激がありますし、リアクションがあったら嬉しくなって、また勉強するモチベーションも湧くでしょう。投稿が記録として残るので、自分の成長を実感しやすいのも大きいです。

私自身が活用していたSNSといえば、Facebookです。1年ほど海外にいたときにできた友人がたくさんいて、彼らと毎日のようにやり取りしていました。Skypeでビデオ通話もちょくちょくして、帰国してからも英語力が鍛えられていましたね。

学習したい言語用のアカウントを作る

私の知り合いの東大生には、SNS利用のプロというべき人がいます。彼は10カ国語以上を操る言語オタクみたいな人なのですが、新しい言語の勉強に手を出す度に、まずSNSでその言語用の新しいアカウントを作ります。

そして覚えた単語や文法を片っ端から使って、どんどん発信するのです。プロフィールに「私は〇〇語の勉強を始めた初心者です。いろいろ教えてください」と書いておくと、親切なネイティブが文法や単語の間違いを指摘してくれるのだとか。

そうしてアウトプットをガンガンやっていれば、2~3カ月で一通りのことは書いたり話したりできるようになると言っていました。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事