ドンキ、白亜の新店舗が占う"次なる成長"

"セレブの街"白金台に初の高級業態を出店

あいにくの天候にもかかわらず、オープン初日は大勢の買い物客でにぎわっていた

都内有数の高級住宅地、港区白金台。通称「プラチナ通り」と目黒通りが交差する一角に、白亜の商業施設が現れた。実はこの店、あのドン・キホーテが初の高級業態として5月29日にオープンした「プラチナ ドン・キホーテ白金台店」だ。

名前にかけて、外観と内装は白とゴールドを基調にした雰囲気に統一。三重県にある松阪肉専門店の「朝日屋」がテナントショップとして初出店し高級肉を販売するなど、従来よりも価格が高めの商品を多くそろえた。

都心の駅近くということもあり、1000平方メートル未満と売り場面積が狭いため、食品と日用品など購入頻度の高い商品が9割以上を占め、地元の買い物需要に応える方針だ。もともと食品スーパーの東急ストアがあった場所で、立地はよく、24時間営業する。オープン初日に訪れると、雨が降る中でも大勢の買い物客でにぎわっていた。

好業績でも成長の種をまく

ドンキはこれまでロードサイドの大型店で店舗網を拡大してきたが、新たな成長ステージに移るため、今後は都市部の商業ビルへの出店も視野に入れているとみられる。

目下のドンキの業績は絶好調そのものだ。親会社のドンキホーテホールディングスが5月7日に発表した今第3四半期(2014年7月~2015年3月)の連結業績は、売上高が前年同期比10.4%増の5099億円、営業利益が同16.4%増の336億円と、2ケタ成長を記録。従来の顧客層に加え、新たにファミリー層や訪日外国人からも高い支持を受け、客数、客単価ともに前年同期を上回る好調ぶりだった。

次ページ好調維持のカギはどこに?
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