そこで活路を見いだしたのが自動運転やFC領域、EVへと協業関係を拡げていたGMだった。
GMと開発を進めていたEVでは細部に入り込んだ議論が行われ、開発や調達領域のすみ分けも進んでいたようだ。関係者によると、ホンダがボディや内装を担当、GMはE&E(電気/電子)アーキテクチャや電装品を担当し、専用プラットフォームの立ち上げを計画していた。
マーケティング面では、コネクテッドやエネルギーといった新たなサービスを盛り込むことで、ホンダがこれまで獲得できていなかったデジタルネイティブ世代をターゲットにした新型車を企図していたという。
ADASをめぐって折り合いがつかなかった
具体的な計画が進んでいたにもかかわらず、わずか1年半での頓挫には何があったのか。
「今年8月頃には計画中止の噂が聞こえてきていた。ADAS(先進運転支援システム)の方向性などで折り合いがつかなかったようだ 」。あるホンダ系部品メーカーの首脳はそう明かす。
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