脱エンジン掲げるホンダ 新EV「ゼロ」投入の勝算 最新リポート&三部敏宏社長ロングインタビュー

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

『ホンダ「ゼロ」の正体』特集バナー
コンセプトは「薄く、軽く、賢く」

特集「ホンダ「ゼロ」の正体」の他の記事を読む

ホンダが新EVブランド「ゼロ」シリーズを投入する。同社が「第二の創業」と位置づけるその真意とは。
『週刊東洋経済』3月2日号の第2特集は「ホンダ『ゼロ』の正体」。EV戦略の最新リポートや三部敏宏社長のロングインタビューをお届けする。

【配信予定】
2月23日(金)

ホンダ社長「テスラ・BYDが独走すると思わない」
EV販売台数“世界28位”のホンダ 反撃戦略の全貌
2月24日(土)
ホンダの命運を握る車載電池の提携ネットワーク

ホンダがEV(電気自動車)新ブランド「Honda 0(ゼロ)シリーズ」を発表した。2026年にセダンタイプ「SALOON(サルーン)」を投入。20年代後半〜30年代にかけて大きくS・M・L3つのサイズで複数車種を展開する。

コンセプトは「薄く、軽く、賢く」。F1で培った空力性能や車体の軽量化を駆使して電費性能を追求し、自動運転や独自開発OS(基本ソフト)など最先端の技術を盛り込む商品群となる。

さらに、ホンダはゼロの投入と合わせEVを起点とした事業変革も図ろうとしている。開発領域を広げ、ソフトウェアや電池を通じたサービスの可能性を模索。造って売る、が基本だった既存モデルからの脱却へ向かう。

ただ、日本勢唯一の脱エンジンを掲げるホンダだが、現状はEV販売で世界の競合に後れを取っている。乾坤一擲(けんこんいってき)で送り出すゼロにより反攻に転じられるのか。

横山 隼也 東洋経済 記者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

よこやま じゅんや / Junya Yokoyama

報道部で、トヨタ自動車やホンダなど自動車業界を担当。地方紙などを経て、2020年9月に東洋経済新報社入社。好きなものは、サッカー、サウナ、ビール(大手もクラフトも)。1991年生まれ。

この著者の記事一覧はこちら
山田 雄大 東洋経済 コラムニスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

やまだ たけひろ / Takehiro Yamada

1971年生まれ。1994年、上智大学経済学部卒、東洋経済新報社入社。『週刊東洋経済』編集部に在籍したこともあるが、記者生活の大半は業界担当の現場記者。情報通信やインターネット、電機、自動車、鉄鋼業界などを担当。日本証券アナリスト協会検定会員。2006年には同期の山田雄一郎記者との共著『トリックスター 「村上ファンド」4444億円の闇』(東洋経済新報社)を著す。社内に山田姓が多いため「たけひろ」ではなく「ゆうだい」と呼ばれる。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD