相鉄ゆめが丘、横浜の「ポツンと郊外駅」の大変貌 2024年夏、地下鉄下飯田との間に「集客施設」

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相鉄いずみ野線 ゆめが丘駅
相模鉄道いずみ野線のゆめが丘駅。周辺で大規模な開発プロジェクトが進行中(記者撮影)
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相模鉄道には横浜―海老名間を走る相鉄本線を主軸に、途中駅から分かれる路線が2つある。西谷から新横浜までの相鉄新横浜線と、二俣川から湘南台に至る相鉄いずみ野線だ。

相鉄新横浜線は2019年11月、羽沢横浜国大までが開業してJR線の新宿方面とつながった。2023年3月には新横浜へ延伸し、東急新横浜線と直通運転を開始。これにより相鉄線内には東急電鉄の東横線・目黒線、東京メトロの副都心線・南北線、東武鉄道の東上線、都営地下鉄の三田線、埼玉高速鉄道の埼玉スタジアム線の各方面へ乗り換えなしで行ける電車が走るようになった。

乗り換え拠点、湘南台の隣駅

一方、二俣川から南下するいずみ野線は1976年、いずみ野までの区間が開業した。当時の途中駅は南万騎が原(みなみまきがはら)、緑園都市、弥生台。1990年にいずみ野の1駅先、泉区役所最寄りのいずみ中央まで延伸、湘南台まで到達したのは1999年のことだ。

終点の湘南台は小田急電鉄江ノ島線、横浜市営地下鉄ブルーラインとの乗換駅として毎日多くの利用者でにぎわっている。西口からは慶応大学湘南藤沢キャンパスと結ぶ神奈川中央交通の連節バス「ツインライナー」も発着する。

相鉄の改札口ではマコットキャラクターにちなんだ「そうにゃんだい」の駅名看板がお出迎え。季節にあわせた装飾が利用客の目を和ませている。ホームからは新横浜線の開業後、和光市や浦和美園といった埼玉県内の駅を行き先とする列車も発車するようになった。

最近、駅前の風景が大きく変わろうとしているのが湘南台の1駅手前、ゆめが丘だ。

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