「このあたりは山が近いですから、ハイキングなどで訪れる方も多い。駅の近くで集まって、ハイキングをするイベントも継続的に開催されています。小川町駅だけでなく、隣の東武竹沢駅はハイキングのお客さまのご利用が多い駅ですね」
実際に東武竹沢駅にやってきた。小川町駅で接続し、しばらく並行して走るJR八高線の線路と分かれ、それを跨いだところに東武竹沢駅はある。東口は築堤の上に設けられたホームの下を通って改札口に出る構造だ。
昭和の雰囲気残る東武竹沢
駅前広場は駅の東側。ただし、そちら側に何があるというわけでもなく、ハイキングコースや町の中心があるのは西側だ。JR八高線にも竹沢という駅があり、その周辺に小さな町がある。
「やっぱりハイキング、登山のお客さまが多いのが特徴。埼玉県立小川げんきプラザという宿泊もできる施設が少し離れたところにありまして、小学生の団体のご利用もあります」
もともと東武竹沢駅の出入り口は西口にあったという。国道254号が通っているのは西側だから、そちらが竹沢の中心地。その頃からあったのであろう商店や郵便局、閉じた中華料理店などが今もある。どことなく昭和の雰囲気を残しつつ、山の入り口にさしかかった所にある駅だ。
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