ハロウィンに若者が「渋谷センター街」に集う背景 センター街発カルチャーの歴史も振り返る
翌日、路上が大量のごみで埋め尽くされ、またコスプレの血のりで公共のトイレが汚されるなどの、苦情も相次ぎ、都や区は翌年から対策を始めた。
具体的には、東京都がごみを持ち帰ってもらうために、ごみを入れるとカボチャになるような、かわいいごみ袋を作るなど、さまざまな対策を講じたものだが、マナー違反は絶えないのが現状だ。
センター街での迷惑行為は絶えない
また、センター街では冒頭でも述べたように、路上飲酒も問題視されている。渋谷区は今年8月に「迷惑路上飲酒ゼロ宣言」を行い、今月27日から11月1日まで条例に基づき、渋谷駅周辺の路上飲酒を禁止している。
これ以外にも、過去にはセンター街で街路灯に登るなどの迷惑行為や軽トラックを倒す騒動が勃発した。人々が大勢集まるハロウィン当日は、マナー違反が平日よりも増える可能性が高まる。
「路上飲酒がよくないという文化をこの街からつくっていきたい」。渋谷区並びに長谷部健区長の真剣な訴えが、どうか今年も人々に届くことを願いたい。
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