新NISAの資産形成は「ほったらかし」でいい理由 積立投資と一括投資、どちらが利益大きくなるか

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世界にあまたある企業の中から、どの企業の株式に投資すればよいのでしょうか(写真:tabiphoto/PIXTA)
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2024年からNISA(少額投資非課税制度)が大きく生まれ変わる。時限的だった制度が恒久化され、非課税投資枠も拡大する。NISAは非課税ではあるが、元本保証のない投資であることには変わりがない。資産形成にあたりどう投資するのがいいのか。書籍『新しいNISA かんたん最強のお金づくり』を上梓した、ファイナンシャルプランナー・横田健一氏が解説する。

いい株を探すのではなく「すべてを買う」という発想で

みなさんが勤める会社に限らず、世界中のあらゆる企業が日々、商品やサービスを提供し、売上を立て、従業員に給与を払い、利益を生み出そうとしています。世界にあまたある企業の中から、どの企業の株式に投資すればよいのでしょうか。

つぎのグラフは、1960年から2020年までの世界のGDP合計の推移です。1960年時点で1.4兆ドルだった世界GDPは、2020年に84.7兆ドルまで成長しました。

(出所)『新しいNISA かんたん最強のお金づくり』

世界中の企業から、成長性の高い企業を見つけようと考えると大変ですが、世界中の企業に幅広く、つまりすべてに投資しておけば、このような世界経済全体の成長の恩恵を受けられるのです。どの企業がもっとも利益を出すか事前にはわかりませんが、GDPのうち一定割合は株主に分配されますから、世界中の企業の株主になっておけば、みなさんに一定の利益をもたらしてくれるはずです。

世界株式を対象としたインデックスファンドを利用すると、たった1本の投資信託で世界の47カ国、約2900社の株式に投資できます。リスクを考えると、多数の会社に分散投資することが大切ですが、これだけ分散できれば十分ではないでしょうか。

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