ラグビーW杯「アサヒスーパードライ」看板に異変 スポーツとアルコールを結び付ける広告一切禁止

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アルコール飲料等のカテゴリーで大会最高位スポンサー、ワールドワイド・パートナーに決まったのは21年4月だった。19年日本大会の盛り上がりも追い風に、07年大会から契約を続けたオランダの大手ハイネケンに代わった。エヴァン法を理由に尻込みしたとされる相手に対し、積極交渉でその座を射止めた。

世界のビールシェアで第7位

規制は織り込み済みで、商品を想起させる試行錯誤の結果が「Aaah!」だった。欧州では例も多い手法。21年の世界のビールシェア(Barth Report)では第7位だった同社は、欧州などの海外を拠点に、日本代表と同じく4強、それ以上を目指す。法律による制約との攻防でも、“トライ”を狙った。

ワールドラグビー(WR)が試合後に配信する映像では、看板はデジタル処理で「SUPER DRY」の商品名に変わり、競技場や各都市のファンが集うラグビー・ビレッジでも提供され、期間中は300万リットルをローマ工場から運ぶ。

商品のアンバサダーを務める五郎丸歩氏(37)も「日本代表も大変心強く思っているんじゃないか」と歓迎する“日本代表”。17日のイングランド戦は、看板にも注目だ。

(阿部健吾)

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