北朝鮮、人民武力相を「居眠りの罪」で処刑 金正恩第1書記、今年だけで15人を粛清

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 5月13日、北朝鮮の玄永哲・人民武力相(写真)が反逆罪で処刑されたことが明らかに。写真は4月、モスクワでの会合で演説する同相(2015年 ロイター/Sergei Karpukhin)

[ソウル 13日 ロイター] - 北朝鮮は、玄永哲・人民武力相(66)を金正恩第1書記が出席した行事の最中に居眠りをしたことによる反逆罪で処刑した。韓国国家情報院(NIS)が同国議員らに説明した。

NISによると、玄氏は数百人の目の前で高射砲の射程距離内に立たされ、処刑された。金第1書記は今年だけで、反逆罪により15人の政府高官の処刑を命じたという。

北朝鮮情勢に詳しい専門家らによると、首都平壌は現時点で平静を保っているが、粛清が続けば情勢が不安定になる可能性もある。

聯合ニュースはNISからの情報として、2011年に金第1書記が故・金正日総書記の後継者となって以来、約70人の高官が処刑されたと報じた。

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