何をしても痛みや不調が消えないのは、なぜ?
ずっと我慢し続けて「もう、どうにもならない……」と意を決し病院に行ったら、待たされ続けて数時間。やっとたどり着いた5分の診察では、医師は目も合わせてくれなかった。「足が痛い」と言っても靴下の上からチラッと見るだけで、言われたのは「加齢ですね」。そして検査結果は、なぜか異常なし。
ここまで費やした時間と労力は、いったいなんだったのか……。
仕方なくマッサージや整体を受けに行くと、その場では気持ちいいものの効果が長続きしたことなんてない。でも仕事だって家事だって、滞らせたらそのぶん溜まっていくし、時間は待ってくれやしない。だから鎮痛剤を入れてしのぐ。
「どうして私の体は、こんななんだろう」
そう考えてしまうとき、ありますよね。いろいろ試しても解消しない体の悩みは、つらいものです。
このようなお話を患者さんから伺い、体の状態を確認して申し上げるのが、
「筋肉がしゃべれたら、めっちゃ怒ってますよ」
です。レントゲンで異常が見つからない痛みや、血液検査などでも原因が特定できず特効薬もないような不調を感じるまでのあいだに、じつは筋肉が声にならない悲鳴をあげていることが多いんです。
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