JR東海はなぜSKE48を"大使"にしたのか

アイドルと鉄道のコラボが相次いでいる

リニア・鉄道館の特別親善大使に就任したSKE48。松井玲奈さん(左から3人目)は“鉄子”としても有名だ

リニア中央新幹線が世界最速となる時速603キロメートルで走行した4月21日、JR東海ではもう1つのビッグイベントが行われていた。名古屋市にあるリニア・鉄道館の特別親善大使に、アイドルグループ・SKE48が就任したのだ。

名古屋を拠点に活動するSKE48のメンバーは、仕事での移動に東海道新幹線を使うことが多い。また、メンバーの松井玲奈さんは新幹線好きの“鉄子”としても知られた存在。リニア・鉄道館の親善大使就任は納得感がある。

きっかけはCDジャケットの撮影

大使就任のきっかけは、SKE48の17枚目のシングル「コケティッシュ渋滞中」のCDジャケット撮影だった。「撮影に東海道新幹線を使いたいという要望があったが、営業運行する新幹線車内での撮影は難しいため、リニア・鉄道館に展示されている車両での撮影となった」(JR東海)。これが縁となって、親善大使就任につながったというわけだ。

このアルバムのジャケットは複数種類存在し、改札口やホーム上で撮影したジャケットもある。これらはリニア・鉄道館ではなく、実際の駅で撮影されている。

それにしても、お堅いイメージのあるJR東海とアイドルグループの組み合わせは、少々似つかわしくないようにも思える。ただ、同社によれば「先例はある」という。2003年の新幹線品川駅開業キャンペーンに、アイドルグループ・TOKIOを起用したことだ。

JR東海は新駅開業のキャンペーンのために新しい曲を作ろうと考え、作曲とプロデュースをなかにし礼氏に委託。作曲を筒美京平氏、歌をTOKIOが担当することになった。

次ページほかにもコラボはたくさんあった
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