鉄道見本市「イノトランス」、アジア初開催の狙い 2027年シンガポール、どう差別化?担当者に直撃
中国の高速鉄道は2025年12月に3路線が新たに開業して国内の総営業距離が5万kmを突破、同時期のマレーシアではクアラルンプール―ジョホールバル間の電化工事が完了し直通の特急列車が運行開始するなど、世界の鉄道は成長の一途を続けている。
鉄道ビジネスも花盛りで、鉄道事業者や車両メーカー、政策決定者、専門家など鉄道関係者が一堂に会するメッセ(見本市)が各国で開催され、どこの会場も盛況だ。
2025年11月26〜29日に幕張メッセで開催された「鉄道技術展」はJR各社などの鉄道事業者や日立製作所、三菱電機など車両・部品メーカー合わせ616社・団体が出展し、2010年の初開催以来最大の規模となり、来場者数は3万9120人を記録した。
「イノトランス」アジア開催の狙いは?
国外に目を向けると、世界最大の鉄道メッセはドイツ・ベルリンで2年おきに開催される「イノトランス」である。初開催は1996年。回を重ねるごとに規模は拡大し、直近の2024年には59カ国から2946社が出展し、128カ国から16万9214人が来場した。
最大の魅力は屋外展示。会場内に鉄道の引き込み線があり、鉄道車両を1編成丸ごと持ち込んで展示することができる。新型車両のお披露目が会場で行われることも多い。白いベールがファンファーレを合図にはがされ真新しい車両の姿が現れると、来場者たちが歓声を上げシャンパンで乾杯する。会期中はこんな光景をあちこちで目にすることができる。



















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