鉄道見本市「イノトランス」、アジア初開催の狙い 2027年シンガポール、どう差別化?担当者に直撃

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今までベルリンに出展しなかったアジアの中小企業がシンガポールなら近いという理由から出展に興味を示しています。また、アジア地域に関心のあるドイツやオーストリアの企業も関心を寄せています。現段階で18カ国から申し込みをいただいています。

――アジアとはどの地域まで含むのですか。中東あたりまで含みますか。

基本的には東南アジアを中心にインドを含んだ地域で、オーストラリアも加える予定です。日本、韓国、中国からも話が来ています。中東についても希望があれば入れていきます。

――1回限りの開催ですか。

いえ、イノトランスは2年おきの開催なので、イノトランスが開催されない年に、2年おきにシンガポールでイノトランスアジアを開催します。

イノトランス 日立ブース
ベルリンでの「イノトランス」に出展した日立のブース(記者撮影)

なぜシンガポールを会場に?

――メッセ・ベルリンが運営するほかのメッセでも同様の展開をしているのですか。

はい。例えば新鮮野菜と果物のメッセ「フルーツロジスティカ」はアジアでも開催しています。旅行業界のメッセであるITBはアジア諸国だけでなくアメリカにも進出を決めています。もちろんベルリンのメッセをそのままベルトコンベアーに乗せて流しているかのように世界各国で展開するわけでなく、地域ごとの需要を見定めて、クオリティーをしっかりとコントロールして展開しています。

――なぜ、会場としてシンガポールが選ばれたのですか。

シンガポールは鉄道網が発達していますが、製造業としての鉄道は強くない。その意味で非常にニュートラルな開催地です。アクセスがよく入国しやすいというのも決め手の1つになりました。

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