鉄道見本市「イノトランス」、アジア初開催の狙い 2027年シンガポール、どう差別化?担当者に直撃

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イノトランスを運営するのはベルリン州やベルリン商工会議所などが出資する有限会社の「メッセ・ベルリン」。同社はイノトランスだけでなく、欧州最大の家電見本市「IFA」、世界最大級の旅行・観光見本市「ITBベルリン」など多様な産業の国際見本市を開催している。このようなインターナショナルなスケールもメッセ・ベルリンの強みである。

次回のイノトランスは今年9月22〜25日の予定だが、さらに2027年9月7〜9日にアジア市場に特化した「イノトランスアジア」が初開催されることが決まった。会場はシンガポールのサンズエキスポ&コンベンションセンター。鉄道技術、鉄道インフラ、公共交通、車内インテリア、トンネル建設の5分野における最新技術やイノベーションが紹介される。

なぜイノトランスアジアを開催するのか。ベルリンとどうすみ分けるのか。メッセ・ベルリンでイノトランスを担当するカイ・マンゲルベルガー氏の来日に合わせ、話を聞いた。

メッセベルリン マンゲルベルガー氏
メッセ・ベルリンのモビリティ&サービス部門でシニア・バイス・プレジデントを務めるカイ・マンゲルベルガー氏(右)。左はメッセ・ベルリンのシニア・エグジビション・ディレクターを務めるレナ・リッター氏(記者撮影)

アジアでも2年おきに開催

――今日から始まった鉄道技術展に合わせての来日ですか(取材日は2025年11月26日)。

もちろん目的の1つ。明日行きますよ。楽しみです。でも日本のお客様やパートナーのみなさんと面談するのが大きな目的です。メッセには人々が出会って直接お話しできるという機能があります。それを私自身も実践しています。

――なぜイノトランスアジアを開催するのですか。

アジアでは鉄道プロジェクトが数多く進んでおり、大きな可能性があります。アジアにフォーカスしたイノトランスを作る構想は以前からありました。一方で、ベルリンのメッセの規模は年々拡大しており会場のキャパシティーは限界に近づいています。おかげさまでイノトランスは今年で30周年を迎えることとなり、このタイミングで開催を決めました。

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